とあるアイドルの備忘録

アイドルの心の内と備忘録です

5 . トロイメライ

 

 

なんでかわからないけど涙が流れることってありませんか?

今年一年はそんなことが多い一年でした

 

帰り道歩きながら泣いたり、電車の中で泣いたり、寝る前に泣いたり

 

嬉しかったり悲しかったり悔しかったり

たくさん感情が動いたのかなあ

 

 

昨日2019年のライブ納めをしてきました

 

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2019年最後のライブの様子

 

 

泣き虫なわたしは案の定、一年を思い返して泣いてしまって

情けないような自分らしいような

 

この一年何度も何度も泣いて、情けない話ステージでもたくさん泣いて、でもそれも含め自分だったのかなって

あんまり反省はしてない

 

ライブハウスで孤独を感じたあの日流した涙と、昨日みんなに出会えたこと2019年やり切ったことで流した涙

全然違う理由で泣けたことが少し嬉しく思いました

 

 

特に印象に残ってる"立花涙のエピソード"でも語ろうか

 

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初めて帰り道に泣いたのは結晶星で書いたデビューの日

帰りの電車の中からボロボロ泣いた

まあそれは結晶星って記事読んでみて

 

生誕とかはまあ当たり前に泣いてるから飛ばして

 

 

その次に泣いたのは多分4月頃のライブ

普段とは違うバンドとアイドル混合の小さなフェスみたいなライブ

平日の昼間でさ、しかも出演してるアイドルもそんなにいなくて本当にびっくりするくらい誰もいないの(笑)

すっかすかのフロアに向けて死ぬ気で歌ったよ

そんな中でも見にきてくれてる人がいたので

 

でさ、何で泣いたのってその何時間か後におんなじライブハウスで我儘ラキアさんがライブしてたの

わたしは勉強の為って運営の女の人と二人で残ってたんだけど

入った瞬間フロアがパンパンでびっくりした

広く感じたあのすかすかのフロアがぎゅうぎゅうで、すごく狭く感じた

ライブもうまく言えないけどすごくてさ

こうも違うかと

わたしはお客さんにこんなにも嬉しそうな顔をさせられてあげれただろうか

活動してる日数とかそんなものは関係ない

ただただ悔しくてやるせなくて、我儘ラキアさんのライブが終わった瞬間に泣いた

めちゃくちゃ泣いた

 

ちなみに後日談なんですけど、この間おんなじライブに呼んでいただいたんですが、たくさんの人が来てくれて頑張ってよかったなって思いました

 

泣いてしまったあの日、実は自分のところに来てくれているお客さんに見られてしまってすごく心配かけてしまったんですが、その人にもう泣かなくてもいいくらい見に来てくれる人ができたよって伝えたいなあ

 

 

最後はインスタグラムに送られてきたDMのお話でも

細かい内容は話さないけど、死ぬことを考えてたっていうお話が送られてきたの

すごく長文が送られてきたんだけど、わたしが経験したことのないような壮絶なお話が綴られてて、最後に自殺しようとしてたって書かれてた

 

そんなときにトロイメライの2サビ

わたしが歌ってる

「押し寄せる現実に流されて、自分らしさを忘れないように」

って歌詞を聞いて思いとどまったって

ありがとうって書かれてた

 

自分の命はあなたに救われたって

 

そんなこと言われたことはもちろんなかったし

ちょうどその時わたしは耳が聞こえなくなって立ち上がると目が回って動けなくて、大好きな音楽も聴きたくない、本も読みたくない、SNSもしたくないし誰にも会いたくないって塞ぎ込んでた時だった

 

そんなときに送られてきたこのDM

自分も"自分らしさ"を見失って自暴自棄になってたなって思い知ってさ

 

そしてわたしの歌で誰かの命を救うことがあるのかとびっくりしたし、思いとどまってくれたことが嬉しかったし、わたしという存在がここで歌って踊って生きていくことを認められた気がして静かに泣いた

 

(この一件から自分の歌う歌、パートが今までよりもっと愛おしくなってしまって感情がより昂るようになってしまった……宝物)

 

 

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アイドルになってないとみんなには出会えてなかったのかと思うと本当にアイドルになってよかった

ここ最近そんなことばっかり考える

 

 

もし自分がアイドルになってなかったらいったい何して生きてるんだろうか

きっとそれなりに幸せには生きてるんだろうけどね

何百人の前で歌うことも、誰かの命を救うことも、電車の中で泣くこともないんだろうな

 

 

わたしはわたしになれて、立花菜波になってアイドルになって良かったな

適当な気持ちで始めたアイドルだけど、アイドルになって良かったな

嫌なことも辛いことも苦しいことも悔しいこともやるせないことも不条理だってこともたくさんあるけど、それでもアイドルになって良かったな

 

 

永遠なんてものはないからいつか終わりはやってくるし、わたしもみんなも止まることなく進んでいくのだけれども、その中で出会えたことは奇跡で

この先も少しずつ触れ合えていけたらそれは幸せだ

 

 

 

2019年はどんな一年でしたか?

 

 

2019年、アイドルとして最初の一年

人生で初めて心が折れたり塞ぎ込んだりして、

人生で初めて家族以外で自分を思って泣いてくれる人たちに出会って、

人生で初めてこの人たちのために頑張りたいと思える場所ができた

 

 

なんでこんなにも泣くことについて書いたかというと、泣くことは素敵だと思っているからでして、2020年もきっとたくさん泣くのだろうけど幸せに泣けたらいいなと

 

 

経験は財産

2020年もたくさんのことを経験できますように

小さな幸せに気づける余裕を持てますように

小さな幸せを与えられますように

 

 

2019年右も左も分からないわたしを見つけてくれて愛してくれてありがとうございました

たくさん与えられてばっかなので恩返しできるといいな

 

2020年もまたあなたに会えますように

 

 

また書きますね

 

(トロイメライ/SKIRMISH)

 

4 . 笑えよ乙女

 

結晶星を書いてからいろんなコメントを頂いた

 

「アイドルになってくれてありがとう」

「お客さんを大切にしてること伝わってるよ」

「泣きそうになったよ!」

「諦めないでいてくれてありがとう」

 

インスタグラムのDMにすごく長文を送ってきてくれたり、特典会まで来てくれたりさ

正直こんなに反響があると思ってなかった(笑)

 

ありがとうはわたしのセリフ

出会ってくれてありがとう見つけてくれてありがとう足を運んでくれてありがとう

 

 

わたしを知ってる人はまた言うのかと思うかもしれませんが何度でも言いますね

読んでくれたりコメントをくれたり会いに来てくれたり応援してくれるみんながいないと

わたしは立花菜波ではいられないから

 

初めましての人もいつも来てくれてる人も、遠くから来てくれる人も、久しぶりに会いに来てくれる人も、会いに来れない人だってリプくれたり、お手紙くれたり

わたしは本当に心から嬉しい

 

今回その気持ちが伝わってることを知ってわたしはもっと嬉しくなっちゃった

 

 

立花菜波を応援してて良かったなっていつだって思ってもらいたいと思ってるよ

いつもありがとう

 

またお客さんについても書くね

実は今もう書いてるんだけどうまく文章にできなくて……

 

いつか投稿する日まで気長に待ってあげて

 

 

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話は少し戻って、いろんなコメントをもらったってお話なんだけどね

その中で実は

「わたしもアイドルになりたい」

「オーディションを受けてみたい」

「昔からアイドルになりたいけど諦めてた羨ましく思った」

ってアイドルになりたい女の子からのDMが結構きたの

 

今日はそんな女の子たちに向けてお話ししようかなと思ったので暇なら是非読んでってね

 

では

 

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そうやってDMをくれたこと、ただ素直に嬉しかった

誰かの夢への一歩に関われたことが嬉しかった

 

でもね、送ってくる子たちのほとんどがわたし可愛くないけど……とかスタイル悪いし……とか書いてるのね

こんな自分じゃなれっこないって言ってる子もいた

 

 

わたしは乃木坂46が好き(松村沙友理推し)(握手会とかも行ってたよ)(最近山下美月が好き)(写真集絶対買います)(どこで予約しようか悩んでます)

 

だからアイドルになる前のわたしの中でのアイドル像は乃木坂46で、やっぱキラキラしてて色が白くて髪も綺麗で華奢で透明感があって可愛くてスタイルが良くて………ってあげてったらキリがないくらい理想が高い存在だった

 

 

そんな風に思ってんのによく受けたなと言われたらまあなにも言えないんだけど

アイドルに対してそういう風に思ってる人もいるんじゃない?

 

 

アイドルになって思ったこと

『アイドルは顔じゃない』

 

 

わたしは水泳してたから肩幅が広い

衣装の採寸でも言われたくらい広い

ブスではないと思うけど顔もまんまるで薄いし別に髪もサラツヤ〜とかじゃない

華奢じゃないし背も低いし手足も別に長くない

 

アイドルに対しての理想ってあくまでお客さん側の理想で、アイドル側には関係ないことを実際になってからわたしは知ったよ

だって社長わたしのこと肉まんって呼んでるんやで?

 

わたしより可愛い人なんてたくさんいるし、わたしより魅力的な人はたくさんいる

 

それでも少なくともここにいるみんなはわたしのこと見つけてくれたでしょう

そういう人は絶対いる

顔じゃなくて中身ってわたしは思ってるからお客さんに対してはいつも真摯に向き合いたいと思ってるし、誰よりも熱い女でいたいと思ってる

そういうところを見てくれる人は絶対いて、認めてくれる人も絶対いる

 

 

そもそも可愛くないだとかスタイルが良くないだとかは努力次第で変わるでしょう?

わたしだってダイエットしたし筋トレもしてるしお化粧だって髪の巻き方だって覚えた

努力をしないといけないのは言ってしまえば当たり前でそんなことは問題じゃない

 

 

アイドルになるって正直楽なことじゃない

人気だって目に見えてわかるし、レッスンはしんどいし、嫉妬もするし、劣等感で死にそうになる時だってある

友達との予定が立てられなくなって、行きたいライブにはいけなくなって、年中無休でアイドルのこと考えてる

何度もぶっ倒れて息ができなくなったし

何度も何度も泣いた

何度も何度も何度も辞めてやると思ったよ

 

でもそれ以上のものも手に入る

ぶつかりつつも大切だと思える仲間も大切にしてくれるお客さんも

全然うまく言葉にできないけど、ほかにもたくさん

普通に生きてると経験できないことがたくさんたくさん経験できる

いつかアイドルではなくなった時、わたしはこの経験に絶対に助けられる日がくる

 

 

顔がどうスタイルがどうなんて正直そんなに関係ないよ

肉まんでもアイドルしてるもん!

わたしは自分で言っちゃうけどこれでも昔よりすごく可愛くなったんだよ!

自撮りだっていろんなアプリ試して何枚も何枚も撮って上手になったよ

 

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中学生の頃のわたし

 

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MV撮影の時とここ最近のわたし

 

 

 

わたしたちが女の子でいれる期間はあまりにも短くて儚い

どうせなら何かひとつやり遂げてから死にたくない?

自分が居たこと残したくない?

 

 

例えば写真とか送るのなんてタダなんやから送らんと損や

別に落ちたって死にやせん

そのくらいの気持ちでいいから、とりあえず一歩踏み出せたらきっと変われるよ

 

わたしも全然完璧じゃないけど、わたしが知ってることはなんでも教えてあげる

お化粧だってダイエットだって

 

 

いつかその夢が叶って対バンとかしちゃって

そんな日にはたくさんお話しして、一緒に写真でも撮ろうね

 

 

 

男の子には退屈な記事だったな(笑)

読んでくれてありがとう

 

 

また書きますね

 

 

(笑えよ乙女/コレサワ)

 

 

 

3 . 結晶星

 

2018年11月17日、お披露目の日

その次の日にわたしが自分用の日記アプリで実際に書いてたものに少し手を加えて投稿するね

おばあちゃんになっても思い出したい日

 

当時のわたしは何もわかってなくてめちゃくちゃなこと言ってたりするかもしれないけど、それがこの世界に急に飛び込んだ無知でただ普通の女の子の実際の感想

 

他のアイドルがどうかなんかわたしは知らない、少なくともわたしはそう思ったってこと

 

こんなこと記事にしてどうするのって思われてもこれは立花菜波のリアル、あくまでも日記

少し長い備忘録

 

もしかしたらイライラしちゃうかも知れない

失望するかも

見たくない人は今ここでUターンしな!!!

 

大目に見てあげてね

では

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2018/11/17

お披露目の日

 

朝からずっと怖かった

楽しみだとか嬉しいだとかそんなキラキラしたものは頭になくて、ただただ本当に怖かった

 

不慣れな東京の電車も、バンドマンとしてじゃなくアイドルとして向かうライブハウスも、お化粧をしてるメンバーの姿も全部怖かった

ライブハウスの中でお客さんの顔を見るけど、もちろん誰1人知らなくて

「わたしが今日ここからアイドルになるなんて本当か?」ってどこかでまだちょっと夢みたいに感じてた

 

 

わたしは顔が薄い

普段からそんなにお化粧もしてこなかったからステージ映えするお化粧も知らない

涙袋の作り方も、ノーズシャドウの入れ方も、なに一つ知らなかった

なんだか少し恥ずかしかった

 

 

ステージにあがる前、背中を叩き合った

わたしはずっと小さく震えてた

それを誤魔化すようにへらへら大きな声で話してた

ただ間違えないように、転ばないようにってそんなことばかり考えてた

 

 

ステージにあがって思ったこと

楽しかったけどあんまりキラキラしてなかった

やり切ったかと言われたら素直にうなずけない

お客さんの顔はあんまり見れなかった

汗もあんまりかかなくて達成感だとかもあまりなかった

(今思うと、意識が他のことに向きすぎて余裕がなくてステージに真剣じゃなかったんだろうな〜と)

 

 

みんなにコールがあってもわたしにはなかった

誰一人わたしのことを知らないもんなそりゃそうだ

そんなこと普通のことなのにな〜〜

やっぱいろんなことに期待してたみたいでめちゃくちゃ孤独に思えた

 

 

特典会なんて誰もくるはずないって思ってたから、楽屋から特典会のスペースに降りるまでが本当に苦痛

帰りたくてたまらなかった

 

 

案の定、SKIRMISHの特典会場に行った時わたしの特典会列のカードだけが机の上に置かれてた

みんなのカードは誰かが持ってて、後ろの人に回しあってたのに

誰も来るはずないとか言いながら少しは期待してたのが正直な気持ち

 

一番に思ったことは"恥ずかしい"だった

『お披露目なのにあの子誰も並んでないな』とか『かわいそう』とかそんなこと思われてるの?

恥ずかしかった帰りたかった

社長にもうわたし帰っていいですかどうせ誰も来ないですって半泣きで伝えた

 

 

どこに立てばいい?

狭い会場の中で賑わう列の中で、誰も並んでないわたしにスペースなんか必要ない

どんな顔したらいい?

楽しそうな顔?寂しそうな顔?誰か来てって顔?誰も見てないでしょう

演者なのかスタッフなのかわからないところに立ちながら特典券を売ってた社長と話してた

わたし以外のメンバーの特典券を買いに来るお客さんに気まずく思わせないようにへらへらしながら

 

「急に大阪から来たお前のことを知ってる奴なんか誰もおらん、今日は気にするな、最初はそんなもんやしお前は大丈夫」

そんなことを言われたけど、こういう世界を知らないわたしは、デビュー時にMV出してナタリーにまで載ったら少しは………ってどこかで期待と変なプレッシャーを感じてたらしい

大丈夫ってなんだ?すでに足を引っ張ってしまっているんだが?って焦ってた

 

 

だってさ、お披露目ってやっぱ注目されるし

実際結構な数のお客さんがSKIRMISHのお披露目を見に来てくれてたし

常に恵まれた環境で始めさせてもらってるし

かっこいい衣装があって、素敵な曲をもらって、いいパート歌わせてもらって

それでもわたしには誰も目もくれない

 

 

何度も言うけど、本当に何も知らないから

それが普通!そんなもんだ!思いあがるな!とか思われたって知らんから

少なくともわたしの横では楽しそうにお客さんとお話をして、また次の人が待ってくれてるみんながいたわけで、そんな中で最初から誰もわたしと話そうともしてない環境にいたの

それが悲しかったって話

 

あの賑やかな会場の中で孤独を感じてたのはきっとわたしだけだと思う

 

わたしは訳あって大阪から通わせてもらってるんだけど、何のためにせっせと東京に通ってるんだろう

みんなにも申し訳ないな、力になれないかもしれない、足を引っ張るかも知れない

この先もずっとこんな感じが続くのかな、誰もわたしを見ることはないのかなとか

とにかくネガティブなことを考えながら一時間過ごしてた

 

 

最終的にその日わたしのところに来てくれたのは2人

2人の女の子

その2人と話した内容は今も覚えてるしその2人のことはこの先も忘れないと思う

わたしのはじめてのお客さん

 

 

あの時のわたしには誰かを惹きつける魅力がなかった

勝手に期待して思い通りにいかずに落ち込んでただけ

今考えたらわかるけどあの時はそれに気づく余裕はなかった

 

 

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(これはその日のツイート

半分は嘘

かっこつけなわたしの見栄)

 

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帰り道みんなとバイバイした後、電車の中でめちゃくちゃ泣いた

『悔しくて悲しくて惨めで虚しくて

想像してた自分とかけはなれた自分に失望した

もうこんな思いしたくない

次のライブが怖いステージも特典会も怖い

誰も菜波のこと見てへんし必要としてへんやん

こんなん続くん耐えれへん辞めたい』

(これは何も編集してない実際に書いてたその時のままの文)

 

 

わたしは今まであまり挫折とかしたこともなかったし、こういう思いをしたことがなくて

たった一回で弱い女と思われても仕方ないと思う

けどこの時は本当に苦しくて自分が否定されてる気分になって

これ以上自分が苦しむ前に辞めたかった

逃げたかった

 

もう嫌だって見に来てくれてた一ノ瀬恵麻に泣きながらラインした

 

 

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わたしのリア友で親友、姫事絶対値の一ノ瀬恵麻

"きっかけ"で話したアイドルになった友達はえまのせ

その日のライン

ずっとずっとえらいよ頑張ったねって褒めてくれて、そのあともわたしがお客さんとはじめましてした報告をするたびに一緒に喜んでくれた

わたしの親友

 

 

 

 

逃げたくて仕方なかったわたしが辞めなかったのは、一ノ瀬恵麻とあの日来てくれた2人のお客さんがいたから

また来るねって言ってくれたから

 

 

わたしにはキャパがある

これから来てくれる人のことたくさん覚える余裕がある

このスタートだから、これから来てくれるお客さんひとりひとりを誰よりも大切にできる感謝できる

来てくれることが当たり前じゃないことをわたしは知った

(これは2019/12/9現在のわたしの気持ちだけど、わたしは自分のことを好きでいてくれているお客さんのことを今でも本当に大切にしてる

これだけは誰よりも自信がある

それはこの日があったからで、たまにこの日のことを思い出す

今来てくれてるみんなのこと、当たり前じゃないって感謝しろって気持ちが締まる

今となると大切な日)

 

 

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今回は結構殴り書きみたいなこともしてたのを無理やり記事にしたから読みにくかったかもね、ごめんなさい

 

読んでくれてありがとう

とりあえずオーディションに合格してアイドルを始めるまでの話はここで終わり

上手に締めれなくてごめんなさい

これはわたしの備忘録でもあるから許してね

 

 

どうでしたか?

失望したり腹立たしく思った人もいるかもなあ

でもそれでも書きたいと思ってたことだから書いた

リアルなことを伝えたいなと思ってるので

よく強いねってよく言われるけど、全然そんなことないよ

たった一回でこんなにも心が折れるくらい弱い

今思うと情けないし何言うてるんやって思う(笑)

この一年で強くなったなわたし

 

 

この日に比べて今はどうとかそういう話じゃなくて、この日があったから今みんなが思う立花菜波がいるんだなってそんな風に見てほしい

 

 

来てくれるお客さんの存在はわたしの中ではすごくすごく大きくて大切

いつかわたしの中でのお客さんの存在についても書けたらいいな

いつもありがとう

 

 

また書きますね

 

 

(結晶星 / KANA-BOON)

2 . ブライターロックは風に乗って

なんで今わたしがアイドルを頑張れているのかについて書く予定だったけど、他に書きたいことができたのでそれはまたいつか

 

今回は合格の連絡が来た後、怖くて辞退したかったわたしが何故頑張ろうと思えたかってお話

 

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わたしはすごくビビりで小心者で臆病だからアイドルになると決まった瞬間から

新たな環境に飛び込むこと、知らない土地、

知らない人、普通とは違うことをすること

他にもいろんなことに怯えて合格したくせに辞めたくて仕方なかった(笑)

その時は辞退するって伝えることも怖くて言えなかったけど

 

辞退したいな〜って思いつつ言えなかったあの時に観に行ったライブがジラフポット

あの日はボーカルの中野大輔さんともお話ができて、すごくよく覚えてる1日

わたしの大好きで大切なバンド

 

その日はたまたま急にバイトが休みになって、やることもなくなったから見に行くか〜くらいの気持ちでチケット取り置きしてもらって見に行った

ジラフポットの出番は一番最初だった

何曲か演奏してラスト近くなった時"ブライターロックは風に乗って"が流れて、わたしはなんでか泣いてしまった

そこから演奏が終わるまでの記憶はあんまりない

そういう時ってない?なんでかわかんないけど心が動く時

わたしはあの日ジラフポットを見てた時間がそうだった

 

ライブハウスに行くことは、生の音楽に触れることは、わたしにとっての非日常で

それで満足してたはずなのに、目の前にチャンスがあると思うと自分が客席からステージを見上げている状況が悔しく思えた

非日常を作りたかったのかなあ

 

わたしという一存在がちっぽけだってことはよくわかってるけど、それが普通じゃない?ちっぽけながらも誰かと支え合って生きてるわけで、みんなそうでしょう?

そんなことはとうの昔からわかってるはずなのにね

 

たまにはわたしだって主役になりたいし一番になりたいし大きな存在になりたい

 

わたしには曲を作る才能はないし、誰かに何かを伝える拡散力も影響力もない

まあ何を伝えたいの?と言われたら急には思いつかない訳だけれども

それでも自分が伝えられる側にいることがわたしは満足ならなくて

曲は作れないけど、うまく文章は書けないけど、言葉に出すのは苦手だけど、ステージに立てれば何か変わるのか…?

ビビりのくせに漠然とそんなことを思った

 

前の"きっかけ"って記事でも書いたけど、別に世界を変えたいわけでも、わたしの歌で誰かを救いたいわけでもなく、伝える側になりたいのも変わりたいのも、全部わたしのためのわたしの自己満足

 

あの日がアイドルになる本当のきっかけだったのかもしれない

 

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その日のリアルな日記

わたしは気が向いた日に日記をつける人

字の乱雑さと文が恥ずかしいけど特別やで…!

この日記があったからこの文を書くことにした

 

https://youtu.be/OZXJUZFOe38

(ブライターロックは風に乗ってのURL貼っておくので興味があれば是非)

 

 

ビビリなわたしが辞退せずにアイドルになろうと思えたのはあの日ライブを見に行ったから

もしかしたらわたしも誰かにそういう影響とか与えられてるのか?

だといいね

 

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ここからは備忘録

 

気がつけば話が進んでて、いつの間にか顔合わせをすることに

ちなみに、東京のグループだからもちろん東京で

 

直前は怖くてとにかく嫌だったな

まずわたしは東京が嫌い

人が多くてすぐぶつかるし、標準語はなんだかかしこまって距離を感じるし、すぐ遅延するし、みんな冷たくてとにかく何かと気に入らなくて好きじゃなかった

大阪愛が強すぎるのかもなあ

 

どんな人がおるんやろか、大阪の人はおるんやろか、仲良くしていかなあかんのやな、って考えることがとにかく多くて怖くて不安で行きたくないなって、新幹線の中でずっと考えてたの覚えてる

 

会議室みたいな小さな部屋に集まって、時間通りに来たのがわたしを含めて3人だけ

最初から遅刻してくるってどうなのってもう既に帰りたさが爆発してた

 

軽い自己紹介的なのが始まって、フタを開けるとみーんな元アイドルだったりなんだったり…ね

そんな所に大阪から来たよくわからん女が入るの?そんなことある?やっていけんのかってわたしは心がぽきっと折れた

(その日佐藤が話しかけてくれて、佐藤とだけ仲良くなったから耐えたんだけども)

 

とりあえずそれがみんなに初めて会った日の話

 

そこから歌録りしたりレッスンしたりMV撮影したり衣装合わせしたりと緩やかにばたついていって、お披露目の日

お披露目までの過程は正直そんな話すことないから飛ばしちゃうね

 

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これはMV撮影時の写真

 

また書きますね

 

(ブライターロックは風に乗って / ジラフポット)

 

 

1 . きっかけ

はじめまして

SKIRMISHというアイドルグループでアイドルしてます立花菜波です

自分の好きなものだったり、読んでる本だったり、見た映画だったり

その時感じたこと、日記、思い出

ただつらつらと綴ります

 

読み応えがあるかなんか知らないし、嘘っぽいのは嫌いなので、ありのままの立花菜波を書きますね

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け〜っしんの〜き〜っかけは〜

りくつで〜は〜な〜くて〜〜♪

 

きっかけと聞かれてもパッと思いつかなくて、本当にノリと勢いで受けてみたオーディション

有名なアイドルの名前が書いてたからそこにしただけ(当時は名前しか知らなかった)

一番仲良かった友達がアイドルになったから

やることがなかったから

アイドルが好きだったから

ただただそれだけの理由で受けたオーディション 

世界を変えたいだとか、わたしの歌で誰かを救いたいだとかそんな大それたことは考えてなくて、ただ今ある日常に満足してなくて、物足りなくて

大好きなバンドマンたちみたいにステージで輝くっていいな

わたしもステージ側で見上げられる存在になりたいなとか

そういうものに憧れる年頃だって言い訳して受けた

 

 

文字を連ねること、言葉を選ぶこと

その辺は得意だったからそれっぽいことを書いて(よくない)、バイトの先輩に写真撮ってもらって期限の何分前ってぎりぎりに提出した

 

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そのときの写真

当時は水泳のインストラクターしてたからバイト終わりなんて悲惨なもんだよな

 

正直受かると思ってなかった
バンドしてたし、歌うことは得意な方かもしれない

けどアイドルになれるほど容姿端麗ではないし、オーディションの時も「売れますか?」なんて質問して少し怒られた

結果が来た時は "まじか…" としか思わなくて、一気に怖くなって不安がやってきて、嬉しいと思わなかったのが本音
断ることもできんのかななんて思ってた


それが始まり

今ではこんなに満ち溢れてるのにね

でもこれがリアル

よく「どうしてアイドルになろうと思ったの?」って言われるんですけど、今までうまく答えれなかったから、これが答えです

 

次はこんな考えだったのになぜ今こんなにも頑張れてるのかってことでも書こうかな

また書きますね

 

(きっかけ / 乃木坂46)